静香ちゃんのキャラクター造型は、殆どマリア様かマザーテレサじゃないだろうか?
というかマテリアリズム全盛の今日において、ほぼ最重要絶滅危惧種か、異世界アニメ級のファンタジーである。
平安時代の静御前であっても敵うまい。
つまり静香ちゃんの存在だけでSFなんだから、整合性や理屈や辻褄は、この際考えなくて良いだろう。
6畳間の部屋、黒電話、土管のある空き地等このアニメ自体が昭和へのタイムトンネルになって我々をノスタルジー沼に浸らせる。
現在の小さい子供達が、この昭和ドラえもんの世界観をどのように捉えているのか、違和感は無いのかについては気になる所だ。
何をやってもダメなのび太が、ドラえもんというチート能力を得て、近所で騒動を起こし、結局痛い目をみるストーリーは、それでものび太が羨ましかった記憶が勝るが、自分でなんとかする大切さを教えてくれる漫画だった気がする。
今更だけど、セワシ君ってのんびりのび太の対義語で、忙しないセワシだったのだろうか?
後出木杉君の名前、英才だったのね?