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イコライザーのakannpaniのネタバレレビュー・内容・結末

イコライザー(2014年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます


デンゼルワシントンはほんとにかっこいいな
作ってない表情と目に惹き込まれて、強くて、カッコ良すぎる


オープニングの部屋の中
綺麗に整えられたシーツのベッドや
物の少ない整頓された本棚やキッチンを
ワンカットで見せて、7時半というこの物語のキーとなる時間という物まで見せている
そのワンカットの空間から人物をすでに作っている

前半から情報が多いのは、芝居の行動でも感じ取れる
髪の毛が短い中、バリカンで剃ったりするのは、おそらく細かなところにまで気が回るのかなとか、
行きつけのブリッジダイナーに丁寧に折り曲げたナプキンにコーヒーパックを包んで持参するなど
言葉で語らずとも、何をするかで、人物が感じ取れる

引きの絵と寄りの画の目的がはっきりとしていて分かりやすい
例えば、職場のホームセンターは引きで、
時計や時間、本などキーとなるものを寄りで




同じ場所を複数回登場させることで、
変化を感じやすい
ブリッジダイナーで、1回目アリーナと出会い2回目、アリーナがどんな仕事をしているかなど深く知り問題を知る、3回目アリーナが来ない、、という、
同じ場所だからこそ物語を前に進めやすく変化を感じやすい

デンゼルワシントンがアリーナを救うために動き出すところに、言葉は少ない
語らずに行動していくのだが、
その動きが観ていてスッと入ってくるのは、その心情をカメラの位置で語っているから。
アリーナの重傷、ことの深さ、ロバートが受けた心の深さを、カメラが引くことで観ていて感じる
部屋で一人机に座るところを、引きで下から煽る


ラストのアクションシーンは、
見えないを観客と共有し、緊迫感を誘い、
ずっと流れていた音楽が、電動ドライバーが出てくるとともに止むのは、最高に気持ちよかった
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