亜硝

ザ・ドア 交差する世界の亜硝のネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ドア 交差する世界(2009年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

幸福とその代償を受け入れ、最後は自分の大切なもののために行動し、初めよりはささやかな幸せを手に入れる、という感じの上手いところに収まった話でした。よく練られている〜

5年前の娘と会えたけど色々と上手くいかない様子を積み上げる部分はひたすらしんどいのですが、そうこうしているうちに別の人たちがドアを潜ってめちゃくちゃになる終盤はなんとなく愉快で、物語的快楽に溢れてました。

色々と解決してないことがあるのになんとなく解決した感じになってしまう着地の仕方がかなり綺麗でした。妻からしてみれば来た途端に全部終わって帰れなくなっちゃって、もっと発狂していい案件のような気もするけど。あと友人のマックスが死んでしまった部分に関してはなかなか清算できないけど、まあオッサンが殺したのでグレーということで…

それにしても5年前の世界に来ている人がたくさんいるならもっと色々変化が起きちゃうんじゃないの?という気がしたけど、どうなんでしょうか?みんなそんなにめちゃくちゃ上手く潜伏してたの?

マッツは顔がかっこよかった
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