猿の惑星・新シリーズの2作目
前作ラストで、人間には致死性の高いウイルスが世界中に拡散。そのウイルスで、あるいは社会の混乱による暴動や略奪の中で、多くの人間が死んでいった。
なんかこの辺は、コロナ禍を経験した後だと他人事とは思えない部分がある。
それから10年。
野生で生きていけるエイプと違い、各種文明の利器が無いと生きていけない人間たちはダム放流による発電をしようと、エイプの縄張りに入ってしまう。
前作にも登場したコバは、人間を皆殺しにすべきと主張。シーザーと対立していく。人間側にもエイプを憎んだり見下したりしてる奴らがいる。
なんとも分かりやすい構図。
起こるべくして人間とエイプとの戦争が始まってしまうが、どちらも一枚岩ではない。
人から愛情を受けて育ったシーザーは、それに悩みながらもエイプを率いていくことに…
人類文明が衰退していき、だんだん地球が『猿の惑星』っぽくなってきた。
前作のウィルは登場しないけど、無事だとは余り思えないなぁ…