このレビューはネタバレを含みます
横暴な夫に対するか弱い妻の一世一代の大復讐かと思いきや、なんてことはない、マジでヤバいのは妻だった！
見終わる頃にはベンアフレックはもう対抗する術を持てず全てを掌握されている。
とことん復讐するのではなく、いい夫になったからもうオッケーよとサクッと都合のいい男を葬り、ドラマティックに帰ってくる。さすがにこれは裁きが降るだろうと思いきや頼りになる弁護士はそそくさと帰り、奥さんに刃向かうなよのアドバイスのみ。
ここまで丸め込まれると恐怖より見事さにアッパレ！
私は犯罪モノなどの積み木を積み上げるかのようにタスクをこなして大きな仕事をやり遂げる系が大好きなので良かった！
フィンチャーの最新作の『ザ・キラー』も似ていたし、思えばセブンもゲームもファイトクラブもそうゆう感じかも。
だからフィンチャー作品が好きなのか！
