薄

フランシス・ハの薄のレビュー・感想・評価

フランシス・ハ(2012年製作の映画)
3.2
モラトリアムからの卒業という20代の通過儀礼的な話(ちょっと遅いか?)。

いつまでも子供のままでいられないし、自分が変わらなくても周りが変わっていく。取り残されたような気分になる寂しさというのはよく分かる。 「レディ・バード」と言い、グレタ・ガーヴィングはこじらせ女子のちょっと変わった、でもどこか共感できるストーリーを書くのが上手い。見終わったあと爽快な気分になれるしモノクロの綺麗な映像もよい。良い映画だった。
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