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スタンリー・キューブリックの秘密の箱のbのレビュー・感想・評価

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この人は完全主義者とか何かと言われてるけどただ仕事が好きだっただけの人だよ
そして観客に誠実だったという話。見に来てくれる人をなめてはいけないということをわかっていた

商業的に成功させないといけないし、しかし自分のやりたことじゃないとやる気なんか起きない。商業面と自分のしたいこととの折衷のうまさ、それがこの監督のすごいところでもあった。頭が良くなければ中々できない

監督は大変だな..いや、この人の場合はその周りか


ペーパー会社をわざわざ作ってクライアント名を伏せ(キューブリック本人であること)文系の大学生に読んだ小説をまとめたレポートを送らせて相応の報酬を払い映画化のネタ探しを効率化していたという話。面白かったが
やはりこの人活字には弱かったのか
そしてやっぱりこの人のフッテージ量はえげつない
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