akihiko810

リトル・フォレスト 冬・春のakihiko810のレビュー・感想・評価

3.7
gyao。「夏・秋」から続けて視聴。
五十嵐大介の漫画原作(原作既読)

都会から東北の小さな山村・小森に帰郷したいち子(橋本愛)は、自ら農作業に励み収穫した作物や、山菜、木の実など四季折々の恵みを使って日々の食事を作る生活を送っていた。

マンガ原作は以前読んだのだが、細部までは覚えてない。「田舎スローライフ(実際は当然重労働」を丁寧に描く。当然ながら、丁寧につくられた飯はうまそう。
原作をアレンジせずに、淡々と四季の移ろいを描いたのはいいとおもうが、なにぶん、何も起こらない。映画と言うより、NHKドラマサイズの作品だと思う。これは映画館で観たら、何も起こらなさすぎてさすがに退屈したと思う。
自分は農作業が嫌&横文字のサブカルチャーがないのが絶対に嫌なので、田舎に住むという選択肢はありえないが(都会でもない郊外に住んでいる)、それなりに「田舎暮らしの実際」というか手触りを、魅力的に落とし込んだ作品なのだろう、と思った。
ただ、本作にFilmarksで星4.0は高すぎる気がするが、そんなに田舎暮らしにあこがれる人が多いのだろうか?とはいえ大多数の人も私と同じく、「実際に田舎に移住したくまではない」のだろうけど
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