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ニード・フォー・スピードのmofaのネタバレレビュー・内容・結末

ニード・フォー・スピード(2014年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

「ブレイキングバッドのジェシー】

面白かったです。
131分と、長い映画なのに、
退屈しなかった。

 単純で明快な物語と、派手なカーアクション。
それが、この映画の面白さ。

 故に、あまり考えてしまっては台無し。
ただただ、映像を楽しみ、最後の勝利の余韻に浸るのみである。

 だから、誰もが好き・・という映画ではないかも知れない。
割り切って観れるかどうか。
 

 とはいえ、そういったアクション主体の映画の中では、
上出来だと思う。
 
 主人公トビーの仲間や、共に車に乗るヒロインが、
とても、好印象だ。
 みんなが、トビーを慕い、車を愛しているのが、よく分かるからこそ、
カーアクションとの一体化を感じることが出来る。
 このキャラクター陣が、「内容のないカーアクション映画」を、
底上げしているのだろう。

 トビー役には、我らが、ジェシーことアーロン。

スピードに魅せられ、運転しながら、そのスピードに恍惚の表情をのぞかせる彼の演技は、
さすがといえる。
 完全にいっちゃってる演技は、彼には、お手の物だろう。

 ただ・・・やっぱり、アーロンには勿体ない映画だったのかも。
彼の演技は、こういった映画で生かされるとは、思えなかったりして。
 それでも、仲間と一線を画した存在感は、
トビーが「天才的」であるという設定を、納得させてくれるには充分だったんだけどね。

まぁ・・・・
「この子、もっと、やれる子なのよ」みたいな(笑)ところはあるかも。

 でも、この映画は、そもそも、

 アーロンが主役ではなく、あくまでも、カーアクションが主役。
そう考えると、

アーロンと、それを支える個性的な仲間たち。
単純明快なストーリーと、めっちゃ腹立つ悪者。
そして、「つり橋効果」的な、適度なロマンス。

これに、壮大なカーアクションと、壮大な景色が、眼前に広がる。

それで、充分だったかな。

 あと、アーロンの二重顎が気になった(笑)
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