「物置のピアノ」を観る。
芳根京子の顔面がドストライクなので以下略。
もしかしてリアルJK下手したらJCですか。思春期の危うさ不安定感を実写化したらこうなりました、というお手本のような。すばらしすぎる。
東日本大震災の1年ちょい後のものがたり。
夢をみるということは、ほぼ生きるということと同義だと言っても過言ではないのに、言うほどたやすいことではないのがこの世の中。
自らの能力不足を筆頭に、そこには他者との衝突あり、身内への配慮、しがらみやなによりそういったあれこれに耐えられない自らの弱いこころのせいだったり。
天災なんてものはその最たるものだとは思うのですけれど。
夢は無論、そのひとひとりだけのものではあるのだけれど、決してひとりではかなえられない。
それが難しいことでもあり、でもだからこそ、救いとなることもあるのだなと思うのです。
お姉ちゃんとの取っ組み合いのケンカからのファンタスティック2色連弾にはもう、自分でもびっくりするくらい眼球から梅酒があふれてしまっておりました。最近焼酎は控えているので。パッヘルベルのカノンが反則というのもあります。
でもなんだろう、チャリティコンサートはなんであんなふうにしちゃったんだろう。
「故郷」推したいのはわかるけど、せっかく練習してきた曲を否定させてぶっこんでくる必要はあったんだろうか。あそこでめちゃめちゃさめてしまった。
そこだけがざんねんではあるんですが、ラストのお見送り芳根京子がこれまたなにげにまたまたちゃんとがんばってメイクして髪おろしてめちゃめちゃかわいかったのでおーるおっけーになりました。←ハードルを上げろと。