朝まで映画たくさんみちゃった
小学生か中一かの時に見て正直あんまり良作だとは思わなかった記憶があるので、もう一度その理由を確かめるのも込で鑑賞
記憶よりも響くものはとてもあった
あとは是枝監督作品特有の景色というか映像が綺麗だったのが良かった
多分引っかかってた理由は是枝監督っていうネームバリューがかなり自分の中であって、この監督の作品は基本的に全部良い
みたいな
それで自分的ハードルがぐんと上がっちゃう
この作品が、というより他の作品で例えば「誰も知らない」とか「万引き家族」あたりが私の好みだった、それらが良すぎた
「そして父になる」とかも素敵な作品なのはわかるけど好みではなくて、
これは私がかっこ悪いんだけど、なんかなあ、そんな現実うまくいくもんなのかな、とか、なんかきれいごとに感じてしまう節がある
実際この環境下でグレずに素直に育ったすずちゃんは本当に愛しくて幸せになって欲しいと切に思ったし、3人も(特に幸)自分たちの幸せを見つけて欲しいって本当に思った
ただ、お芝居とかはリアルなんだけど「誰も知らない」の兄弟たちとか、まあそもそも設定も年齢も全然違うから比べるもんじゃないんだけど
もちろん、すずちゃんの気持ちとかに序盤は涙腺かなりやられたけど、
刺すような痛みが来る映画ではなかったし、それが良い悪いとかの話ではなくて好みじゃなかったんだなって思った
すずちゃんが「行きます」って3人に言うシーンと、「うん」「はい」の使い分けがすごくて、これは脚本なのかアドリブなのか気になる
中盤から「うん」って返事が増えてきたのが嬉しかったな
7.7.8.8.8