悲壮感ではなく、無理矢理な明るさでもなく、ただグレタはじめ1人ひとりが等身大で今を生きる姿に力をもらえる。
ダンも奥さんもバイオレットもデイヴもスティーヴも、出てくる人みんな憎めないのがいい。ダンとグレタの関係も素敵。
NYの街も、そこで演奏する音楽もすごく映える。
お気に入りは、電話に向かって歌うところと屋上のシーンと、ダンが車に乗り込むシーンと、ライブ。
とくに最後の30分、どこを切り取ってもあまりに美しくて困る。
たぶんまた観ると思う。いや、絶対観るし、これから先何度も私は観ると思う。
映画の小難しいことはわからないけど、ケチをつけるなら勝手につけて。何を言われても私にとってはパーフェクトよ。って気分。