ナチョス

荒野の千鳥足のナチョスのレビュー・感想・評価

荒野の千鳥足(1971年製作の映画)
3.7
ホリデーにシドニーの彼女の元へ向かおうとする主人公。

一泊だけのはずだったブンダンヤバという町で親切な町民たちとアルコールに捕まってしまう。

「ブンダンヤバは最高さ。みんな親切だ。」と言う町民たち。

よそ者の主人公を見ると、とにかく酒を奢りたがる。

断ると機嫌が悪くなるやつのどこが親切なのか。

一種の村ホラー的な要素もある。

コインギャンブルに魅せられ、天国か地獄か、生きるか死ぬかの二元的な考えに自らを陥れてしまう。

観ているうちにどんどん不快感が増していき、狩猟のシーンで不快マックスに。

ビールを煽るだけでここまで不快にさせられるのはすごい。
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