ハンポコナヨツナ

パシフィック・リム アップライジングのハンポコナヨツナのレビュー・感想・評価

3.0
2013年公開のパシフィック・リムの続編。

監督はギレルモ・デル・トロではなく、初メガホンのスティーブン・S・デナイト。
ド派手なCGによるバトル映像は今作もなかなか凄かったんですが、バトルシーンの画面が明るかったせいか、なんというか全体的に軽かった印象です。
前作は圧倒的な映像と重厚感のある個性的で存在感のあるイェーガー達が良かったんですが、今作でのイェーガーはなんか全部同じようなプロポーションで、戦い方もトランスフォーマー的な軽やかな動きが多かったですね。

前作→70年代のスパロボ。
今作→90年代のエヴァ。

みたいな印象だったかな。

ストーリーはアメリカ人の大好きな若者の成長物語、そしてマッドサイエンティストが出てきてエンタメに振り切った感じで何も考えずに観れる映画でした。
続編を作る気満々なラストだったけど、次作もデル・トロが監督しないならあまり期待しないでおこう。