ギリシャ女神のような軽やかで美しいドレス、のどかな風景、品のいいインテリアに上質な茶器。
なかなか目の保養になる映画です。
結局のところ、幸せの青い鳥は一番身近なところに居るってことですね。エマにしても、ハリエットにしても。
それにしても、エマがスタンリーにプロポーズされた時、一瞬たりともハリエットの事を考えなかったのにはムカつきました。
「結婚できないわ」と言ったのも、ハリエットの事じゃなくて父親の事だったのにはホントにガッカリ。女の友情なんてこんなもんよね、ははは。
なので私は、実はハリエットはスタンリーの事なんか別に好きじゃなくて、エマをけしかけるために嘘ついてたというオチかな、それなら救いもあるなと思いましたが、ハリエットは本気で傷ついちゃったようで可哀想でした。
でも、ハリエットは実によく出来た女性だなと思いました。お節介焼きの出しゃばりで気分屋で裏切り者のエマには勿体ない友人で、これからもこの親友を大事にしなさいよとエマに説教したくなりましたw
