こばまさ

愛の棘のこばまさのレビュー・感想・評価

愛の棘(2014年製作の映画)
3.2
なんでコレを借りたのか自分でもよく分かりません。
もう、近所のGEOの棚に、観たい韓国作品がほぼナッシング。


-女子校で体育教師をしているジュンギ(チャン・ヒョク)は、女子生徒の1人ヨンウン(チョ・ボア)から好意を抱かれていた。
ある雨の日の放課後、2人は誰もいない教室で一線を超えてしまう。
その後、ジュンギは理性を取り戻し彼女に謝罪して距離を置くが、彼女の恋心は歪んだ愛情と化し、彼を追い詰めて行く…


イケメン教師と女子高生の恋愛。
まあよくある設定ですよ。
そしてまた、主人公の妻は妊娠中…
この設定ほんと好きだな!韓国は。

今までに何作か観てきたチャン・ヒョクだが、確かにビジュアルは過去イチのイケメンだった!
これは女子高生にモテるのも仕方ない。

そしてそして、女子高生役のチョ・ボアは今回はじめまして。
調べてみたら、映画出演はこの1作のみ。
ドラマは結構出てるみたい。

このチョ・ボアが、ひと昔前の夏菜にそっくり!
あと、ちょっと王林にも似てる。
要はかわいいのよ。


この女子生徒ヨンウンは、財閥?権力者?の隠し子という設定で、おそらく親から何の愛情も注いでもらってないのだろう。

毎日夜中に先生に電話したり、先生の奥さんを自分の家庭教師に指名して家に上がり込んだり、寝室で先生を誘惑したり…

とまあ、この辺りまでは想定内。
メンヘラ&ストーカー女子高生としては十分十分。

なのに後半は、この奥さんの方まで豹変しだす。
もう、どっちがサイコなのか分からない。
現実か妄想かも、よく分からない。


最終的に迎えた結末。
エンドロール前の彼の表情と、エンドロールに入った瞬間に流れる、彼女を見る彼の表情から察するに…

歪んだ愛だけでは語れないのが、この作品の答えだろう。
こばまさ

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