2時間前は
愛する妻、子ども、仕事、家、、全てがあった。
だが、いまはこの身体と車しか持ってない。
そう言いながら主人公は夜の高速道路を走っていた。
全編出演者はトム・ハーディただ1人、
しかもワンシュチュエーション作品。
(演技力が試される)主人公の置かれた絶望的状況を容易に感じることができるトム・ハーディの演技はピカイチだった。
爆弾が!とか
人質に取られた家族を救う、、!
そういった現実的には想像し難いテーマではなく、
誰にでも起こりうるであろうリアルな背景がよかった。
淡々と無常な現実が襲ってくる、いとも簡単に人生が崩壊していく、、そのリアルな雰囲気は最高な緊迫をもたらし素晴らしい作品となった。
息子との最後の場面での会話は涙が出ても仕方ないほどに、、。