ユート

徳川女刑罰史のユートのレビュー・感想・評価

徳川女刑罰史(1968年製作の映画)
4.2
拷問処刑のオムニバス。

一つ目は金持ちに翻弄される江戸時代の貧乏な兄妹の禁断の愛の話。
拷問は木で叩かれてるだけだし、処刑シーンも体を上下反対貼り付けて浅瀬に放置して潮の満ち引きで殺すだけから物足りない。

二つ目は尼寺での歪んだ同性愛?の話。
拷問はドジョウと一緒に水瓶の中に入れる刑、逆さに吊るして回す刑。
あと性器に熱した鉄を入れる刑があるよ。でも悲鳴だけで直接的な描写がなーい。
あんまりかな〜って思ってたけど、終盤に好きな相手を殺すことで自分のものにして、狂ってるように笑うシーンがあって良かった!!
あと最後の磔にされて槍を刺されるところもまあまあ良かったと思います。

三つ目は地獄の責め苦の表情を描き出したい刺青師の話。本当の苦悶の表情を見に、長崎のキリシタンのところに行きます。
ここは…とても良いです…!!!!!白人の方が三角木馬に乗せられたり、石抱き、引廻しその他諸々の拷問悲鳴の盛り合わせで最高すぎる!!!

初っ端から首斬り、火刑、牛割きが映されるのポイントが高いよね。ずっとこれだけで良かった。
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