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ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

3.0
連行された“劇団ひとり”こと川島省吾がアイマスクを外した場所は、階段の踊り場だった。ボロボロの制服を身に纏った女子高生の亜衣(上原亜衣)に導かれ、辿り着いた先は、血まみれの人間が横たわる屋上。戸惑うひとりに、順平(安井順平)が“省吾、逃げろ!”と声をかける。だが、仮面の男が操る亜衣の超能力によって身動きが取れず、省吾は命を落とす。いきなり主人公が死ぬという“キス我慢”史上最も謎に包まれたオープニングに、ウォッチングルームのMC陣も戸惑いを隠せない。その頃、ある研究所では研究員の小林(戸次重幸)と関(入江雅人)が、モニターの前で謎の会話を繰り広げていた。次に省吾が目を覚ましたのは、高校の保健室のベッド。保健教師(白石茉莉奈)の甘い誘惑を楽しんだ省吾は、不良に絡まれた亜衣が超能力を発揮する現場を目撃。科学実験部顧問の教師(伊藤英明)は、 亜衣の能力をコントロールして高く売ろうと考える。その一方で、落ちこぼれ能力者扱いされた亜衣の兄セイジ(福士誠治)は、鬱屈した想いを抱えていた。能力開発室を訪れた省吾は、みなみ先輩(小島みなみ)の手ほどきにより潜在能力が覚醒。銃声を耳にして駆け上がった屋上では、教師がセイジに銃口を向けていた。兄の危機に能力を爆発させる亜衣。パニック状態の中、セイジから“教師を撃て!”と指示された省吾は、思わず引き金を引く。そしてセイジに促されるまま、コールドスリープマシンに横たわる省吾。5年後。“仮面の男”が支配する荒廃した世界で、省吾をコールドスリープから解放したのは、反乱分子と見なされた順平とトキオ(柄本時生)だった。仲間が窮地に立たされる中、みなみの研究により、省吾にはキスによって相手の心を操る能力があることが判明。そして、世界を救う唯一の手掛かりが亜衣だった。省吾は亜衣にキスして世界を変えるのか……?謎の研究所とこの世界の関係は……?
深夜番組「ゴッドタン」の名物コーナー「キス我慢選手権」2度目の映画化。
ぶっ飛び過ぎた設定などで、「キス我慢選手権」と合わない感じが、ちょっと残念。
美人女優やセクシー女優の誘惑をかわす劇団ひとりのアドリブもパワーダウンしている感じ。
あまり作り込み過ぎないことも、アドリブ演技との組み合わせには大事なのがよく分かる映画。ただ無茶振りに等しいぶっ飛び過ぎのストーリーに、必死にアドリブを繰り出しストーリーを成立させようとする劇団ひとりのアドリブ力は、凄い。
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