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みんなのアムステルダム国立美術館へのyurakoのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

観終わった後に、わあ、ほんとに“みんなの”だな!、たはは、と思いました。いろんな人が意見を主張して揉めたり対立したり呆れたりがっかりしたり諦めたり、あーだこーだあってとっても大変です(みんなすごい主張が強い!)。客観的に見ている分には滑稽で笑ってしまう部分もあったけれど、ふと、どんな仕事でもこういうことあるよね…と脳裏によぎることがあったりなかったりして、少しげっそりもしました。
揉め事だけではなく、美術館の裏側なんかも見られて興味深かったです。特にアジア館担当の彼は、ほんとうに美術をあいしているんだね!ということがダダ漏れで素敵でした。あの彫刻をみつめる眼差し!設計図からビジュアルの模型を自作してみたりして。かわいかったです。
色々盛り込んだためにとっちらかってる感は否めませんが、散々もめていたわりに、最後は開館できた!よかった!というかんじに強引にまとめられてました。「もういやだ、うんざり」なんて言ってたのに、最後は突然「満足です」て言うしね!
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