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ミス・メドウズのYOKのレビュー・感想・評価

ミス・メドウズ(2014年製作の映画)
3.0
映画が始まった瞬間から、ケイティ・ホームズ演じるミスメドウズがお花柄の可愛いワンピースでタップ踏みながら詩集を読んでて可愛いなぁ···と思っていたら唐突に過激なことをやってのけて、サイコー!!!ってあっという間に心惹かれた。

ミスメドウズになんかありそうな感じが始終漂う中で、前半のほとんどが保安官とのラブラブした展開。保安官は自分以外の家族が犯罪者という事実持ち。どんな犯罪か知らんけど、身内に犯罪がいて保安官になれるんだね。

視聴前はミスメドウズが女性に対して失礼な男性をストイックに始末する感じの映画かと思っていたんだけど、ちょっと違った。独特のテンポがあって展開が読めなかった。

作中では1回しかえっちしてないのに子どもができるのめちゃくちゃ強い。いいなぁ。こんな時代に産んでいいのかしら···と言いながらも嬉しそうに笑うの可愛い。良かったねえ。

子供たちを大切に思っていることはよく分かったし、神父さんの件に関してはグッジョブ中のグッジョブ。そんでもってミスメドウズの過去が辛すぎるのと、電話の相手怪しいなあと思っていたら案の定だった。

こだわりがある割に安っぽく見えるミスメドウズのどこか少し子供っぽい服装は、つまり、周りの子と同じように親のいる環境で育つことが出来中できなかったことが関係していたのかも。どことなく愛に飢えている大きな子供に見えた。

ながら見だったので吹き替えで見たけど、ミスメドウズの声優さんが舞台がかったというか、大根というか、あまりお上手じゃなくて参った。ただ、後半になって保安官と「そんな喋り方はやめるんだ!」「努力してる!」って言い合いしてたからわざとだったのかも。真相は分からん。

保安官さん、僕は家族が犯罪者だらけだから保安官になったんだって言ってたのに、しれっと汚職するし、ミスメドウズのこと止められんどころが受け入れちゃってるのダメじゃん。

人間そう簡単に変われんもんだなぁって軽い感想を抱いて終わった。ミスメドウズが悪か善かはなんとも言えん感じ。どっちでも無いけど、悪よりかなー???分からん。

独特な雰囲気の映画だった。
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