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逃亡者 木島丈一郎のMoviePANDAのレビュー・感想・評価

逃亡者 木島丈一郎(2005年製作の映画)
3.2
『あの日、あの時、あの場所で♪♪♪』

と言えばもちろん小田様のかのカンチでリカな名曲の一節ですが、それを語りたいのではございません。この作品言うならばスピンオフのスピンオフ。裏の裏は表なので、言うならば裏の裏の裏とでも言いましょうか。“踊る”さらには“木島”フリークの方でないと分からない言い回しですいません_(._.)_

この作品の主人公木島丈一郎警視。彼は警視庁刑事部捜査一課特殊犯捜査一係、通称SITの“れっきとした”係長です。映画『交渉人 真下正義』で口の悪かった寺島進演じるヤクザというかチンピラみたいだったオッサンです(笑)真下を食うまではいかないまでも相当に存在感があり、そのキャラ立ちもあってかその後『踊るMOVIE3』に逆輸入状態で出演。青島君との共演まで果たしました!短いながらも興奮する場面だったなぁ(*´-`)とってつけた感半端なかったけど…

で、『あの日、あの時、あの場所で♪♪♪』の話に戻りますと、以前新潟駅構内で働いていた時、ある日ドカジャン着たどう見ても木島にしか見えないおじ様に遭遇しました。上司が“踊る”好きだったので即、報告。『さっき、売場に「真下」の時の木島そっくりな人がいたんですよ!』お互い一瞬興奮するも、『そんなわけないよな』なふたり。だって木島そのままのカッコだったから…どこかの建設現場とかの人だったのだろう。しかし、数ヵ月後この作品が放送され、ロケが新潟だった事が判明!『あれは本人だったんだ( ̄□ ̄;)!』時間差で興奮した踊るファンふたりなのでした_(._.)_

というわけでこの作品、そんな警視な彼が属する警察から追われる身となります。映画ではありがちな目撃者(細かく言えば、この作品では立て籠り事件の人質だった少年)である少年との逃走劇。王道な展開でありつつも、それが“踊る”の世界観の中で繰り広げられる楽しさ♪そしてこれ、実は“踊る”のどこかに繋がる前日譚!それが見事に“繋がる”場面は鳥肌もの(*σ>∀
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