LuckyMOTOMIYA

RPG リアル・プレイング・ゲームのLuckyMOTOMIYAのレビュー・感想・評価

2.5
2013年、ティノ・ナバロ、ダヴィド・ヘボルダオン監督、ティノ・ナバロ、アルトゥール・リベイロ脚本によるポルトガルのSFアクション。

"IMDb"さまの情報によりますと、ダヴィド・ヘボルダオン監督は"fired"されたとのこと。

脳内情報を好きに選んだ若者の脳内に移入するという、RPG社が開発、提供する画期的なサービス。

高齢の大富豪スティーブ・バティエ(ルトガー・ハウアーさん)氏は50億ユーロを支払い、このサービスを受けることに。

しかし、長年蓄積した頭脳を若い肉体に移し入れるには、同じく若返りを希望する他9名と殺人ゲームを行い、勝ち残らねばならないとのこと。バティエ氏とその他9名の運命や如何に、云々。

若返りを果たすための条件が殺人ゲームという、もはや何でもありの潔さ。

ポルトガルの映画ということで、サバイバルの舞台に選ばれたのは首都リスボンの廃墟"Hotel do Muxito"。ゲームの内容と展開はともかくとして、廃墟そのものには味わい深い魅力がございました。

それとともに、ジェニファー・ローレンスさんご主演の『ハンガー・ゲーム』シリーズはさすが、お金がかかってるんだなあとしみじみ感じ入りった次第でございます。

登場機会は限られておりますが、お年を召したスティーブ・バティエ氏を演じるのはルトガー・ハウアーさん。『ブレードランナー』の公開は1982年ですので、もう40年前の作品なんですね。
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