風神

とある飛空士への追憶の風神のレビュー・感想・評価

とある飛空士への追憶(2011年製作の映画)
3.0
ラノベ原作、未読です。
wikiを見ると
原作の設定をぶった切って作られたため
原作好きには叩かれたっぽい。

確かに観てても
設定は入ってこない。
姫を単機で連れて行く
主人公は子供の頃に姫と会っていて
主人公の母親が、姫の側女で
姫のお気に入りだったが
追い出された直後に死亡。
ある意味お約束展開に
混血の差別問題も混じってくる。
二人の関係性を描くのが精一杯。
それでも十分楽しめますが。

軍の正規兵と傭兵の違いは
主人公は血筋と見た目で解るが
他の仲間がなんで傭兵なのかは
よく分からなかった。

戦闘機や空母?的なものは
宮崎駿さんの影響を多々受けていて
ラピュタや紅の豚を思い出す。
一騎討ちシステムは結構好き。

キャラデザも綾波ぽいなぁと思ったら
エヴァにも絡んだ松原秀典さんでした。

ただ
竹富聖花さん。
まぁ、貴方に罪は無いんです。
キャスティングする大人たちに
利用されただけなのでしょう。
事務所と制作の利権が先行して
技量が考慮されないような
システムが罪なんです。
誰も得をしない
声優では無い人の
メインの配役への起用システム。
よくよくお考えいただきたい。
富澤さんぐらいの台詞量なら
まだ許せますが。

2022-261
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