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女バトルコップのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

女バトルコップ(1990年製作の映画)
3.6
世界的犯罪組織カルテルによって大半を占拠されていた世紀末ネオTOKYO。西城刑事(山下規介)は戦闘用ロボット警官の開発を国立研究所の研究員・小泉(北詰友樹)に依頼するが、小泉はフィアンセのかおる(中村あずさ)ともにカルテルの襲撃に巻き込まれてしまう。カルテルの魔の手は西城刑事にも伸びるが、そこに颯爽と現れた一体の戦闘ロボット・バトルコップ。それは死の間際に小泉からスーツを受け取ったかおるだった。復讐のために女ロボコップは戦う…。
「宇宙刑事」シリーズのスタッフが、「ロボコップ」をオマージュした特撮ヒーローものに挑戦した意欲作。
ロボコップはサイボーグで、女バトルコップはバトルスーツを着た半分人間という違いはあるけど、バトルスーツの形がロボコップのそれに似ていたり、女バトルコップのメインウェポン銃がロボコップのそれに似ていたり、カルテルが対バトルコップ用に用意したニュートロンマグナムがコブラ砲ぽかったり、ロボコップとの類似点を探すのも楽しい。
だが近未来が舞台なのに、明らかに現代の服装や施設が使われたり、カルテルが行う犯罪がリアル過ぎてちぐはぐな感じもある。
Vシネマの変わり種の作品として一見の価値ありの特撮ヒーローアクション映画。
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