カナダ/心理サスペンス/ヒューマン
感情豊かなマイケルの、その語りに翻弄される。騙されたり、愛しく思ったり。
孤独であることはなんと悲しいことだろう。
院長を相手にしたのも、聡明なマイケルが今まで…
1947年。キューバ。高らかに「私のお父様」を歌うオペラ歌手。その母に全く相手にされない息子。
時はすぐに、1966年1月へと。
精神病院で、理事長からそれぞれ審問をうけるグリーン院長とピーターソ…
このレビューはネタバレを含みます
役者ドラン・堪能〜!
対話を重ねるごとに彼の表情がどんどん幼く、心がほぐれていく様子が良かった。
彼ははじめからああなることを狙って話を始めたのかなぁ…
結果的に院長と師長の関係もほぐれ(たように見…
結末を見ると、途中のマイケルの言葉により深みが増すんだろうなと思った。
過去の生い立ちや誰かの言葉でもなく、今目の前にいる僕を見て欲しい、という言葉をじわじわ考える。
幼少期のトラウマから愛着障…
このレビューはネタバレを含みます
ドランくん、ハマり役でした。
もっとミステリー要素が強いかと思ったけど、閉鎖的な精神病院で愛とは何かを感じさせられる映画だった。
担当医からも愛されてはいたんだけど、望む形では無かったんだなぁ。ほん…
この、なんとも言えない不穏な雰囲気。
これは、ドランにしか出せないかもしれない。
すごかった。
この作品を観た後、ドランのドキュメンタリーを見たんだけど、
演技している時と全然雰囲気が違っていて…
©Sébastien Raymond