オリジナルの「最後まで行く」を初鑑賞してみた。本作があるのを知らずに先にリメイクから観てしまったパターン。時を経てオリジナルも楽しんでみたい今日この頃。
監督はキム・ソンフン。メインの二人にはイ・ソンギュンとチョ・ジヌン。えっと、イ・ソンギュンって半地下に出ていたヒトなのかな。
他の方のレビューを見て初めて知ったけど、何でも昨年末に亡くなっていたとか…本作がインパクトのある演技をしていただけに実に勿体なく思う。お悔やみ申す。
チョ・ジヌンと言うヒトは「犯罪都市」に出ていたみたいやけど…う～ん、思い出せない。はてさて、一体何の役をしていたのかな。気にはなるけど調べる気は毛頭ないのである。
リメイクが、めっちゃ面白かったので韓国版オリジナルも当然ながらオモロいんやろうね。そんな予感しかしない。どちらが好みなのかを見比べてみたいかな。
さてと、一人の男を車で轢いてしまう所からのスタート。うん、同じやね。そりゃ、まぁそうやねんけど。ただ、見比べてみると細かいトコロが割りと違うのだ。
物語の大筋は合っているけど、違和感を覚えるのは多々ある。まず、埋葬方法が全然違う。一番気になったのはのは追い詰める側の刑事の存在。リメイクで言うトコの柄本明のような存在がいないのだ。
とまぁ、リメイクから観てしまったので少し気になるトコロかあるだけで、オリジナルも文句無しにオモロイ。オリジナルの方が何だかスッキリしていて分かりやすい印象には映る。
ただ、二人のガチンコバトルは、こちらも凄まじい。結果的にはオリジナルとリメイク共に面白かった、と言う結論に落ち着く。
それにしても、こうやって韓国版を観てみるとリメイクの岡田准一と綾野剛のキャラも少し違う印象が残る。邦画らしさを取り入れリメイク具合も良かったように改めて感じたのである。
