hoka

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちのhokaのレビュー・感想・評価

3.0
こういったダークファンタジーでは、恐らく第一人者であるT.バートン監督作品なので、たとえティーン用の作品でも観たいと思わせられた。

異能を持つ子供達の、一見なんの役に立つのかわからない能力で、ホロウやバロンと戦う時にそのsynergy に期待したが予想を超えるものは残念ながら無かった。
例えば巨大化人参に穴を開け、そこに蜂を載せ操縦させて、火を付けてから空から降らすとか??。

しかしバロン役の一人で気を吐いていたS.L.ジャクソンの怪演は笑ってしまう程流石だし、VFXを駆使したバートン風味の世界観はやはり見応えがある。

これだけインブリン/ワイト達がいたのなら、もっとその特色と個人戦が見たかったし、子供達それぞれの活躍も見たかったが、そうなると映画一本に集約するのは困難だろうし、かといってシリーズ化出来る程の企画でも無かったのだろう。

特にインブリン達の活躍シーンは殆どなく、J.デンチなんてやられに来ただけで本当勿体無い。

個人的にはゾッド将軍がお元気で良かった。
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