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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーのMoviePANDAのレビュー・感想・評価

4.4
『遥か、結実の果てに...』

個人的MCUベストに、
“やっぱり”なりました❗️🤣
というわけで、ゆうべ観てきましたよ🌃✨
記念すべき始まりである『アイアンマン』から10年。これは人によっては“早10年”であったり、“まだ10年⁉️”にもなったりするのかと思います。まず、ある意味無謀な位壮大な計画でありながら、これだけ濃密なユニバースをこれまで展開してきた製作陣に感服❗️また、本当にここまで漕ぎ着けたこの現実に感激‼️そして、一映画ファンとしてこの作品群が生まれた今この時代に生きている事に感謝したくなる、そんな想いが込み上げてくるまさに集大成的最新作でした😃

長尺でありながら「えっ、もうそんな展開始めていいの❓」と冒頭から問いたくなる位潔き展開。それ故ストーリーは分かりやすく、みなぎるは「サノスさんが地球に攻めてくるからヤバいんだ💦」という緊張感。のっけから共闘感溢れる戦闘がスクリーンで展開され、ファンならずとも、そしてファンならばこりゃ感涙間違い無しや😭個人的には『シビル・ウォー』きっかけの遅咲きパンダ🐼なものの、気付けばきっちり興奮の嵐❗️それ位、エキサイティング且つスリリングな前編に仕上がってると思います✨

何より感心するのはこの作品が10年間の集大成でありながら、“これで終わり”ではないという事。これまでの全てがきっちり実を結んでいるにも関わらず、次作にしっかり“たすき”を渡す。しかも自分で❗️これだけのキャラをひとりひとり独立作としてしっかり立たせ、しかも前編としての役割もきっちり果たす。相当に高いレベルでの計算あっての展開だと思いました🙂

そういえば、今年でサザンは40周年🎉🎵
丁度10年前の30周年の時、サザンは一旦無期限の活動休止に入りました。その時の活動休止前最後のライヴは、お祭り的でありつつもアニバーサリー感だけ漂うものにはせず、“いずれ訪れる続き”を感じさせるセットリストでした。要はただただファンの喜ぶものにはしない。これで終わりにはしないという表明。覚悟。ぶちあげすぎない常温感。今回この作品を観て似たものを感じました。ウェドン監督の『アベンジャーズ』過去2作については、地球のピンチを描きつつもどこかお祭り的要素のあるオールスター娯楽でありました。今回も間違いなくほぼ総動員なお祭りではあるものの、明らかに前とは違う『アベンジャーズ』。サノスの描き方だけとって見ても、やはりこれまでのものとは異なると思うんですよね。

『踊る大捜査線』ファンの方なら分かって頂ける話かなと思うのですが、ウェドン監督は『踊るMOVIE』全4作を撮り上げた本広監督的で、ルッソ兄弟は真下が撃たれた伝説の回や、シリアスな秋スペを撮った澤田監督的だなと。本広監督が全編楽しやな娯楽で貫くのに対し、澤田監督は娯楽発進➡️ドラマ着地 BY シリアス風味。現実的を取り入れる近年の娯楽映画の風潮だから、ルッソ兄弟の方がまさに“適任”という判断になったのかも⁉️だから、踊るもむしろ澤田監督に3とFINALやらせた方が成功してたかもな😌

まぁそれはさておき、一週ずれの『レディプレ』同様、今作もこのGW見逃せない一作であるのは間違いないですね❕そのレディプレと今作両方の音楽を手掛けちゃってるアラン・シルヴェストリさんもスゲェしね😳ボクの一番好きなあのお方の久々ツーショット姿見れただけでも感涙だったしね😢今までに思い入れがあればあるほど、最高のMCUになると思いますしね😆💥

その点、“今までを全部”観ていれば観ている程お楽しみが多い作品なんだとは思います✨ただ、まだ『リミックス』や『ホームカミング』観てないボクでも十分過ぎるほどの興奮と感動を味わえたので、少しでも興味がおありならそこはやっぱり「ぜひ、劇場で❗️🎦🏃」と先週に引き続き言いたくさせられる快作です‼️10年という遥かなる旅路、結実の果てをぜひその目でお確かめくださいな😉✨

あと、最後に...
鑑賞後に“次”への想いを胸に去来させるという点、前編の橋渡しとしての役割という点で、ある意味最高の幕の閉じ方だったと思います。
だから満点は... “次”にとっときます🐼
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