フランソワオゾン監督作品3作目。
これ気になってたけど、すごかった。笑
笑えるシーンもけっこうあった。
『リリーのすべて』のほうがヘビーに描かれてるけど、ダヴィッドが女装する理由はこっちのほうが深いなあ。
フランス映画独特のクセはあるにしても、この監督の作品は基本的に観やすくて、暗さがない気がする。
ローラへの想いと思い出を心に抱き、女装することでローラを失った深い哀しみを浄化できるんやろうなあ。
ローラを愛してたからこそ、父親と母親としての役目を1人でやり切ろうとするのはほんまにすごいと思う。
クレールとヴィルジニアの関係は親友以上恋人未満?
でも素敵な関係。
そして最後ジルはどうなったのか?
ジェンダーアイデンティティや恋愛対象は人それぞれ。
でもそれを受け入れるって難しいことよな。