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ハロウィン・レポートの消費者のレビュー・感想・評価

ハロウィン・レポート(2014年製作の映画)
2.6
・ジャンル
モキュメンタリーホラー/POV/ロードムービー

・あらすじ
ハロウィンの時期になると年間約2500軒ものお化け屋敷が各地に出現するアメリカ
そこにはまことしやかに囁かれる数々の奇妙な噂があった
それはお化け役に殺人者を雇っている、本物の遺体が使われているなど俄かに信じられない物である
事実、客が恐怖を要求するあまり事故や怪我、犯罪などが急増しているのだという
そんな事情はつゆ知らず、“究極のお化け屋敷”を求めて撮影の旅に出るボビーとマイキーの兄弟を中心とした親友5人組
彼らはハロウィン5日前から地元テキサス州で各地のお化け屋敷を巡り情報収集をしながら最終地点である曰く付きの“ブルー・スケルトン”を目指していく
しかし旅の初日から施設外でも不穏な出来事に度々遭遇し…

・感想
POV/ファウンドフッテージ/モキュメンタリー強化月間DAY-17
お化け屋敷を舞台としたホラーはありそうで珍しいので気になり鑑賞

ゴールであるブルー・スケルトンの設定や辿り着くまでの過程、暗闇の中でそこがどこで何があり起こるのかも分からないのが“究極の恐怖”という提示
そしてウェブサイトやチャットを介した日毎発生する恐怖体験など設定や展開自体は割と面白い
それだけに序盤から度々、過激化するお化け屋敷の危険性を示すインタヴューを流すという構成は驚きを無効化させてしまっていたし、しばらくは大した事のないアメリカらしい大味なお化け屋敷を巡っていくばかりなので正直ダレてくる

また大オチにしても過程が大掛かりなだけに雑過ぎた
客や役者達のエスカレートというのが作品の主題なのに人間の恐ろしさという物もいまいち見えてこないし…
尺の短いB級ホラーとはいえもう少し頑張って欲しかった…
パケ写にも出ている覆面少女のビジュアルとかは良かったのになぁ…

続編もあるので明日鑑賞する予定だけど1作目がこれではあまり期待出来ないというのが本音

評価出来るのはこの手の作品で霊や怪物に頼らなかった点とお化けストリップバーの巨乳祭だけだった…()
あんだけおっぱい映しまくるならマイキーとお化け役者のセックスも映せよ!映画としてはつまんないんだから!とはなったけど…w
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