きつね

ぼくとアールと彼女のさよならのきつねのレビュー・感想・評価

4.0
2024(105)
ウェス・アンダーソンが青春映画を撮ったらこうなりそう。
泣ける映画として紹介されたけど蓋を開けてみたら号泣とはならなかった。
しかし、非常にメッセージ性に富んでいて鑑賞後にグッときた。
「その人が死んだ後にその人をもっと知るようになる」
先生がグレッグに言った言葉。
結局のところこの映画を通して伝えたいのはこれだろう。
自分はまだとても近しい知人や身内を亡くした経験はない。
きっといつか大切な人を亡くしたときには悲しみに暮れることだろう。
でもその人が亡くなったあとでもまだまだその人は生き続けて理解できるようになる。
そのときはこの映画を思い出したい。
きつね

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