小さい頃から割と最近まで、祖父からよく戦争の話を聞かされていました。
曾祖父が、国から表彰される程すごい兵隊だったことは、祖父の一番の自慢であるらしく、何度も何度も同じ話を聞かされました。「確かにすごいなぁ。」とは思ったけれど、会ったこともないひいおじいちゃんの話をそう何度も聞かされて「またか」と思うことも少なくはなかったです。
振り返ってみれば、自分から進んで祖父の若い頃の話を聞いたことは無かったかもしれません。
東京大空襲を経験した祖父母は兄弟を亡くしています。そのことを平然と話す姿から、当時の幼かった私は、全く実感が湧きませんでしたが、今考えればかなり辛い青春時代を過ごしていた二人。時には思い出して泣いていたかもしれません…。映画を観てそんな風に思いました。
そして曾祖父の偉大さを語り続ける祖父の思いが、この映画で少し分かった気がします。厳しい時代に家族を守る父親の力強さ。そんな父親だからこそ、幼い息子に一生をかけて果たさせる約束ができた。息子のドクスが最後まで家族を支え続けられたのは、父から受け継いだ強さがあったからです。
おじいちゃん、、、そんな気持ちで話してくれたひいおじいちゃんの話を「また」なんて風に思ってごめんね。……いや！！！おじいちゃん死んでないからまだ間に合う！おじいちゃんに会いに行こう！！！笑
本当に会ってないから、これからは定期的にちゃんと会いたいと思います(´；ω；`)
全体を通してあまり暗くない社会派映画でした！特にドクスの不死身の友達ダルグがとにかく面白かったです！
男の友情にも、つい涙がほろり。人生、一番の親友が一人いれば良いってよく聞くじゃないですか。この映画で本当にそうだなぁと感じました。お互いに、相手の為なら命を危険に晒されてもとことん付き合う！！そんな親友が一人いれば最強だなと。
まぁ私は、お互いにある程度の事ならそれなりに付き合う、そんな友達がたくさんいてそれで充分幸せですけどね(^^)笑
ユンホもかっこ良すぎたし、本当に素晴らしい映画…。韓国映画、恐るべし。
