冬の亡霊

明烏 あけがらすの冬の亡霊のネタバレレビュー・内容・結末

明烏 あけがらす(2015年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

原作が舞台劇ということもあり、ほぼホストクラブの控え室でのシチュエーションコメディ。
「ヨシヒコ」の福田組にしてはテンポが悪く思えた。個人的な意見だが、少なくともこの映画では菅田将暉の演技の間は笑いに向いてなく見えて白けてしまった。
落語の元ネタ(メインは芝浜、ほかに品川心中、居残り佐平次、お見立て、明烏など)を知っていると面白く観られる部分もあるが、オチが読めてしまうのが難点か。
個々のキャラは立っているし役者陣の演技は良いだけに、どうにも惜しい。

今作の評価に加えていいのか分からないが、DVDのコメンタリーで、吉岡里帆が自信満々だったりメンタル激強だったり20回以上リテイク出したみたいなエピソードが監督から出てて笑った。
オープニングは安定のかっこよさ。