かなりわかりやすく人間の光と闇が描かれていき、ラブコメとバイオレンスリラーと前半と後半で使い分け幸せと不幸せ闇を映画に落とし込んでおりとても面白かったです。
前半はラブコメディで少し変わった2人が繰り広げる遅い青春ドラマで不穏さは少しずつ増えていきますが、クスッと笑える要素何を見せられてる感はありましたが友達、恋愛、彼女、わかりやすい光、幸せが描かれていて余計に後半の重く暗い闇の話が辛く見えました。
後半はとにかく辛く、サイコパスでストーカーなシリアルキラー目線で描いており、リアルな殺し、強盗、不法侵入など重ねておりこれでもかっていうぐらいの悪者でしたが、中学の時のイジメの回想や全く擁護するわけではありませんが、この人も被害者なのではないかと考えさせられ、単純なスリラーよりかなりリアルで生々しい見た後にどんよりする気分になりました。
ムロツヨシの演じたキャラもすごくいいキャラでこの人が出るだけでコメディ度が増す面白さがあり、コメディとスリラーのバランスがちょうど良く見やすかったと思います。
