夏の日差しが降り注ぐ湘南・茅ヶ崎。海にはサーファーたちが集い、街からは夏ならではの風情を感じ取ることができる。その茅ヶ崎にひっそりと佇む老舗旅館・茅ヶ崎館に花梨(小篠恵奈)と真紀(杉野希妃)が到着する。二人は元同僚で茅ヶ崎館の長女でもある理沙(堀夏子)の結婚パーティーに出席するためにやって来たのだった。到着早々、自由奔放な花梨は茅ヶ崎館でバイトする大学生、知春(中崎敏)を弄ぶが、そんな花梨を生真面目な真紀はたしなめる。元々、花梨と真紀は対照的な性格で相容れない関係だったのだ。翌日、自分勝手な行動を取り続ける花梨に対し、ついに怒りをぶつける真紀。しかし、ゼミ合 宿の引率で来ていた大学教授、近藤(二階堂智)と偶然再会した途端にそれまでの苛立ちはすっかり消えてしまう。真紀は近藤のかつての教え子で、学生時代、真紀は近藤に好意を抱いていたのだった。そこに知春を密かに思う大学生、彩子(福島珠理)や理沙の弟の宏太(栁俊太郎)も加わり、次第に登場人物たちの感情が複雑に絡まりはじめていく。
とある大学サークルの代表選挙が行われた夜。新代表が姿を消す中、元代表OBや現役生ら男女9人が残り、二次会のカラオケボックスで盛り上がっていた。女子が席を外すと、男たちは「今日ヤレるかも 」…
>>続きを読む1970年代、真夏の尾道。22歳の晃は大学の先輩である吉岡を連れて帰郷する。晃は好意を抱く吉岡のために実 家を提供し、夏休みを共に過ごそうと提案をしたのだった。先輩を退屈させないために晃は…
>>続きを読む新作の脚本執筆がなかなか進まない映画監督のチュンネ。気分転換にと、後輩のチャンウクとその恋人・ムンスクを誘い3人でシーズンオフの海辺の町に旅に出る。しかし、そこでチュンネとムンスクが関係を…
>>続きを読むそれは、笑い声がさざめくいつものパーティのはずだった。 東京近郊、とある豪邸のテラスで、富裕層が集まる宴がそろそろ終わりの時間を迎えようとしている。しかし、人々には帰れない理由があった。透…
>>続きを読む舞台は、高層住宅が連なり多国籍でモダンなパリ13区。コールセンターで働くエミリーと高校教師のカミーユ、32歳で大学に復学したノラ、そしてポルノ女優のアンバー・スウィート。ミレニアル世代の男…
>>続きを読む同じ美容室で働くむっちゃん(莉子)とグリコ(筧美和子)は、ふとしたきっかけでお互いの音楽の趣味が合うことを発見して以降はな んでも話し合う仲になる。 ある日、美容室にグリコの元カレ・モー(…
>>続きを読む駆け出しの脚本家・坪井と映画監督の木下は顔見知り程度でしかないが、なりゆきでひなびた温泉街を一緒に訪問。ふたりが海を眺めていると、若い女性が半裸で駆けてくる。「一切合財を波にさらわれた」と…
>>続きを読む©Wa Entertainment, Inc.