ベンアミ

ボクは坊さん。のベンアミのレビュー・感想・評価

ボクは坊さん。(2015年製作の映画)
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伊藤淳史は坊さん顔no1だと思うので
理想を実現したキャスティングでよかった。

最初におじいちゃん(先代)が亡くなるシーンが一番泣いた。
「起きるを生と名付け、帰るを死と称す」という言葉を孫に残して亡くなったおじいちゃん。

和む要素と張り詰めた要素のバランスが良く、演技の上手い俳優が多くキャスティングされていたこともあって間延びせずに観ることが出来た。

「母も父も、そのほか親族がしてくれるよりも、さらに優れたことを、正しく向けられた心がしてくれる」
というセリフ(ブッダの教え)が何度か出てくるが、今の自分の心に響く言葉だった。

脚本自体はそこまで高く評価されるものではないかと思うが、
ヒューマンドラマのジャンルとしてはなかなか良かったと思う。

濱田岳が出てたのを知らずに濱田岳に出会えたことが思わぬご褒美だった

わたしは無宗教(葬式仏教的な)だけど、
日本でブッダとか日常会話のなかで言ったらキモいって私のなかで思っててなんかもったいないなと思う、、
今回の話とずれるけど原始宗教(?)のハードコア感すごい、、
いや、皆んな四六時中、宗教とか政治の話しだしたらキモいかもしれないけど。
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