このレビューはネタバレを含みます
「起きることを生と呼び、
還ることを死と称する」
生と死について宗教の教えを用いて、新米お坊さんと共にゆらゆらと考える映画
ガッツリ宗教というより、人が宗教に触れて物事を第三視点で捉えていく感じだから、日常的で見易い。
ただ主人公の回りの友人が多く出てくるので描かれ方が割と薄かったりする
特に幼なじみの女の子。彼女の雰囲気の特殊性とか、あの感じで男性の中の幼なじみにいるのがどことなく不思議に感じた。明るい子でもこの話は成り立ったんじゃないかなぁ🤔
"赤ちゃんは生まれたらなぜ泣くのか。
それは穏やかな眠りから覚まされたからじゃないか。
そう考えると、死は、穏やかな眠りにまた戻ることで、とても自然なこと。
生きることはお祭りのようなものなんじゃないか。"
ラストの台詞すごく好き。
誰かの死は悲しいことには変わりないけど自分の中で"死"にたいしての考えが変わったな...