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アクアマンのMoviePANDAのレビュー・感想・評価

アクアマン(2018年製作の映画)
3.9
『 母 な る 海 🐚 』

ご無沙汰しております🙇&兼新年ご挨拶🎍&(あと、実はこのタイミングで)700本目のレビューだったり... と、とにかく気付けば何と2ヶ月ちょっと振りのレビューでございます🐼💦

早いもので、今も尚大ヒット中の某女王様バンドの映画を観てから早3ヶ月❗️実はここのところ、めっきり“音楽”モードでございまして、画面に向かわない日々が続いているPANDAでございます🎧🎶

そんな音楽野郎🎸な日々の中、先日我が敬愛する映画同志と映画談義をする機会がありまして、そしたらやはり熱というのは伝導するものですね😳 気付けば「行かなきゃ映画館✨」てな気持ちにさせられていて、さっそく『アクアマン』初日上映に行って参りました🎦🏃💨

結果は...
久々の劇場鑑賞作として概ね満足出来ました❗️😃 まさしく大きなスクリーン、大音響の迫力で楽しむ大作映画。この映画、言うならば監督の考えうる“大作映画要素総合パッケージムービー”とでも言いましょうか。ジェームズ・ワン監督が現在に至るまでに触れたブロックバスター映画の要素を、詰め込めるだけ詰め込んでみた、そんな印象を受ける映画でした🤓

ヒーローものの一作目としては、ポジティブな意味でよくある感じw いわゆる“至るまで”や“生い立ち”が描かれる定番風味。ただ、ベタでありながらも映画ならではの画(え)を伴う追想から心掴まれ、「このオープニングなら間違いなくエンディングはこうくるであろう」という馳せた想いが、まさにその位置に来た時に昇華される幸福感😆 これがまた娯楽映画の成せる技とでもいいましょうか、とにかく「来て良かった✨」と満たされる感覚というのは何度味わっても幸せなものでございます🍀

それにしても、この監督業における小品からいきなり大作へのジャンプアップという流れが、良くも悪くも映画業界におけるシステムとして根付いてますね😅 出世大成する勝ち組と“ここで終わり”な負け組を分ける篩(ふるい)という意味で、興行でジャッジを決める何より分かりやすい仕組みなのかもしれませんが... ジェームズ・ワン監督はまさに今のところ勝ち組まっしぐら🏃💨 ホラー卒業宣言を撤回しての『スカイ・ミッション』からの傑作『エンフィールド事件』というフィルモグラフィには感動してましたが、その次がこの超大作ですからね❕その振り幅も去る事ながら、監督の作品からは「観ている人を飽きさせない」という何か“(お金をいただく娯楽としての)映画への強いこだわり”みたいなものを感じます。「楽しませる」でもいいのかもしれませんが、似つつもちょっとニュアンスが違うと言いますか、「飽きさせない」というのがしっくりきます。

低予算でも大作でも「飽きさせない」スタンス。ブロックバスター映画の復権を声高に叫ぶノーラン監督と目指すところは近しいのかもしれませんが、アプローチが違いますからね。どっちかというとジェームズ・ワン監督の方にスピルバーグ的を感じるんですよね。ちなみにワン監督、お気に入りの監督に、リンチやジョン・カーペンター、ダリオ・アルジェントの名を挙げてるのですが、何と更に我らが黒沢清監督の名前も挙げてる!確かに彼のホラー演出には清イズムを感じるかも!?ただその一方で、スピルバーグやルーカス、ジェームズ・キャメロンへの憧れも語ってます。それを聞くと、今作の仕上がりに大層合点がいく‼️今回この『アクアマン』を観て頭に浮かんだのが、『スター・ウォーズEP1』や『アバター』、そしてスピルバーグ×ルーカスのあの冒険活劇や『タンタン』でした。そう考えると、監督は壮大なスケールのこの超大作に挑むにあたり「偉大なる三大巨頭達ならどう挑む?」みたいなロマン溢れる夢想をしながら、この映画に臨んだのではないか?そんな妄想が鑑賞中頭に生まれニヤニヤしてしまった、楽しき映画でした☺️ そういう意味では、突っこみ所はあるものの、あの頃感も感じられつつ確実にアップデートもされた大作映画として、観て損は無い映画なのではないでしょうか。あと、全編海中推しかと思いきやの、さながらインディな地上パートも楽しかったし🏜️

そういえば、監督の『SAW』を初めて観た時はビックリしたなぁ😱 てっきり単純なワンシチュホラーかと思ってたら、しっかり作り込まれたドキドキハラハラスリラーサスペンスでもありましたからね。ワン監督はスピルバーグの『激突!』が好きな映画の一本らしいですが、低予算なのにそれを感じさせない止まらないハラハラ感という点で共通性も感じますね🚚💨

それにしても監督は、パトリック・ウィルソンが好きですねぇ😅 主人公との関係性にと言うのもありますが、彼が監督作に出てくるとそれだけで何故か笑ってしまう、そんな“何か”が彼にはありますw😂 あと、メラ王女ことアンバー・ハードの魅力が全編に溢れていて、すっかり虜になってしまいました💕 いやはや、ホントにお美しい😍 だからといって『ドライブアングリー』を見直す事は無いと思いますがね...😜 あともうお一方、ニコール・キッドマン様は流石でございました✨ まさに母なる海。大作の中でもしっかり輝き且つ名演を魅せる。ちなみにボク、彼女の出演シーンでは2度程目が潤みました😢 最後にモモア様ですが、とにかく生きる力に満ち溢れていて、何だかパワーをもらいました💪😳 その点、これはバーフバリにも通ずるパワーだ‼️ 続編も是非お願いしたいものです🙇

冒頭申し上げました通り現在PANDAは音楽モードに入っております🎧 まぁこんなに音楽ばっか聴いてるのも久し振りだなぁという日々を過ごしております💿 洋楽こんなに聴いてんのも久し振りだ🎶 その為、当分はスローペースが続くと思いますが、レビューを止める事はありませんので、次の701本目からのレビューもどうか皆様よろしくお願いいたします🐼
『レビューは止めない❗️レビューを止めるな‼️』
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