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イコライザー2のMoviePANDAのレビュー・感想・評価

イコライザー2(2018年製作の映画)
3.7
『 S A N C T I O N
~ 銃弾に魂を込めて ~ 』

ぼっちキアヌさんが同じく怒(いか)れる男を演じるあのシリーズ同様、こちらも待ってましたのシリーズ続編!ただし、あちらが良くも悪くも戦う事“ばかり”に終始してしまったのに対し、こちらは何と言ってもアカデミー“受賞”俳優の演技派デンゼル・ワシントン様が主役なのです✨だからなのかは分かりませんが、同じ2作目ながら実に対照的な作りの続編となっておりました☺️

あれから幾年月...
職場での顔とは別の顔を知られたマッコールはまた別の街へ。そして、今の表向きの顔はタクシードライバー。ほっとけなかった場合の“半端なさ”はあい変わらず。変わらぬ信念。制裁は死をもって。そして、その遂行は絶対的...

この続編を観て今、漠然と前作の方が中身が無かったかもという気持ちにさせられてます。ただし、この物言いは決して前作にケチをつけるものではありません。ではどういう事か?恐らくこの所感がこの続編の評価を決める鍵になるかもという事です🙇

オープニング。今回ここではスパイ映画“さながら”を味わえます。で、お約束の⌚️... その後どうなるかは前作観た方ならご存知ですね😁 そこはもう期待通りな展開なわけです。前作では、彼の人生より“そんな”特性にスポットがあたってましたしね。いや、どうしてもそこを見てしまう。だって、それはもうしょうがない❕だからこそ光る娯楽性✨ そして、アクション映画として、また近年“流行り”の名優オヤジ無双ものとしての快感❗️今回、この続編ではもちろん大多数のみなさんが観たいはずなその辺のとこもちゃんと“それなり”に魅せてくれます🎦 そう、“それなり”に。と、ボクは感じたのですが...

デンゼル初の続編もの出演。そういった意味でも話題の本作。そして、その“初”による発熱は「何事も常温で」乗り越えてきたデンゼル演じる映画の中の彼にも影響を及ぼした様です。

そう。今回、少し熱いんです彼。
その演技力も相まって、いやデンゼル自身が、これはもう魂込めて台詞を発してるなと感じる場面がある。ただ、熱い理由はそういう事だけじゃなく、しっかり劇中の色々もあって帯びてるのは間違いない。ただ、その色々があるからこそ前作の様なシンプルなアクションとしての魅力がやや失われた気もします⤵️ ただボクは、前作をアクション映画というより、ひとりの男の復活劇として観終えました。今回は、そこをさらに掘り下げるかの様にドラマが展開。いわばマッコール“その人”で推すわけです。でも、最終的にはしっかり熱くアゲて⤴️もくれますからご心配なく😘

繰り返しになりますが、劇中のアクションとドラマの構成比。そこんとこで評価が分かれる気がします。あと、ポスターや予告含め国内の宣伝については、ボクは完全に失敗だと思ってます。まず、ポスターの罪は重いし、19秒ってのももうそこまで推さなくてもええやんって感じ💦興行の為にやっぱそこをアピールせなアカンのかなぁ😥

最後に...
ボクは今回の方が好きでしたが、さてさて、皆様の評価はどうなりますかね❔🙂 ちなみに、ボクはジョン・ウィックの次のはたぶん劇場行かないと思いますw こっちの“次”がもしあったら、それはもうもちろんまた劇場に赴かせていただきたいと思いますけど🐼✨
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