遺品の開封を通して山口小夜子というひとを思い出し、なぞり、新たにクリエイトして永遠にしようぜという試み。正直なにも期待しないで鑑賞したけど、丸山敬太の涙を見たらグッときてしまった。
100分弱の本作を見ても私生活はほぼ謎。作中皆が皆彼女の表現者としての素晴らしいところを、まるで昨日のことのように思い出しては語り、仕事一辺倒の人生(おそらく)にただ敬服させられる時間だった。
中高時代のご友人という方がすごくお綺麗だったのと、小夜子さんの手の指の異常な長さ、ほぼ口を開けず歯を見せずにクリアに話すお姿が印象的だった。
@代官山シアターギルド、チルでどエロい空間なのでいつかデートでも訪れたいサイレントシアターでした。