とみー

氷の花火 山口小夜子のとみーのレビュー・感想・評価

氷の花火 山口小夜子(2015年製作の映画)
4.1
日本モデルの先駆けですごい人だったということくらいしか知らなかったが、この作品を観てファンになった。とにかく努力家だったらしく、彼女の読んでいる本を私も読んでみたいと思った。
セルジュルタンスの、美へと向かうとき緊張感が高まる、時間はそこには存在せず美が全てを所有するという言葉がかなり印象に残った。確かに彼の撮った小夜子さんは他と一線を画す美しさがある。
美しいことは苦しいこと。彼女のように美しくなるには努力を惜しまず辛い思いもして深みのある人生を送る必要があるのだと分かった。