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スパイダーマン:ホームカミングのYOKのレビュー・感想・評価

4.0
明日スパイダーマン/ノーウェイホーム観に行くから、久々に鑑賞。トムホスパ可愛すぎて、わい無事に気絶。

※こっから先トムホ可愛いしか言ってない

シビル・ウォーという(個人的に)あまりにも悲しすぎる決別があったあとに、この明るいノリの作品に出会えたの、当時はめちゃくちゃ救われた。トニー・スタークにピーター・パーカーがいてくれて良かった。お前らがベストフレンドでベストパートナーだわ。

過去の2シリーズのスパイダーマンとは違った底抜けに明るくて若々しいピーター・パーカーが今作の特徴で、且つピーターの親の話が一切なく、ベンおじさんがいない代わりにトニー・スタークがおり、メイおばさんが若々しい…など「俺の知らねえスパイダーマンだ!!!」って。

なんならどういう経緯で蜘蛛に噛まれたかも謎ときたもんだ。今までのスパイダーマンシリーズと違ってピーターのバックボーンがほぼ分からないのも、またひとつの特徴かも。待って冷静に考えてコレって凄ない?今後の作品でその辺も明かされるのかな?ワクワク!

とにかくずーっとピーターが明るくて、ヒーローとして活動したい!アベンジャーズの一員として認められたい!って感じでひたすら頑張る。ので、ほぼずっと元気いっぱいな展開。原作に近しい、おしゃべりなスパイダーマンでとっても好ましい。

トムホの御顔も可愛いんだけも動きも可愛いのでスーツを着てても着てなくても最高。奇跡。ずっと眼福。トムホを産んでくれたお母様に感謝。

気になる点としては、トニー・スタークお手製のスーツが凄すぎてスパイダーマン本体の凄さが霞んで見えちゃうかなって。スパイダーセンスや怪力などの特徴が霞がち。だからこそラストの戦いが際立つんだけど、スパイダーマンの姿で街を疾走するのとか、そこはかとなくスパイダーマンっぽくない感じもあるので、ここは好き嫌い別れそうかな?って。

あと、敵が霞む。可愛くてコミカルなスパイダーマンと悪事にド真面目なヴァルチャー一派の差がえぐくて、ラストの戦い以外なんかスパイダーマン遊ばれちゃってんなーって。

ってか、若干スパイダーマンのせいで事が大きくなっているところもあるので、少し落ち着こ?ね?ってチュロスあげたくなる。そりゃあスタークさんも怒る。

他のヒーローらと違って圧倒的に若いのと、あまりにも新人すぎてまだまだヒーローらしさ弱め。だからこそ先を知っている身としては、インフィニティ・ウォーであんなことになって、エンドゲームでこんなことを経験してヒーローになっていくんだなァ…って目頭じんわりした。

ピーターの良き理解者カレンがやたらめったら「瞬殺モード使う?」って進めてくるのが個人的に好き。カレンがあまりにもナチュラル893過ぎて頼もしすぎる。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの1作目もだいぶコミカルで観やすくて大好きなんだけど、それを遥かに超えてくる明るさというか闇のほぼない作品だなぁなんて思ったり、思わなかったり。ラストは悲しいお別れありけりだけど。トニー・スターク生きてるしいいや。(良くない)

まぁでもここまでスパイダーマンが暴走しちゃうのも「やらせてください!」って言ってるのにスタークさんとハッピーがスルーしすぎたせいもあるよな。もう少し構ったれや、好奇心旺盛が服着て歩いているような15歳男児だぞ?

スーツ依存性になったトニーがスーツがないと何も出来ない!って泣き言言うピーター(常に着ているシャツがダサくて可愛い)からスーツ取り上げるシーン良いよね。トニーはスーツないとただの金持ち(失礼)だけどピーターはそうじゃないからこそ、己の持つ蜘蛛の力と負けん気と知性で頑張るの大好き。君こそ鉄の意志を継ぐものですわ。

なんだかんだ言ったけどヒーローになりたくてから回っていたピーターが最後にはヒーローとして行動するの、スパイダーマンはこうでなきゃ!ってなる。

ホームカミングよりもヒーローとしての活動を優先するところなんてまさに「大いなる力には大いなる責任が伴う」だわ。そうそうベンおじさんがいないからこのセリフ出てこないんだよね、このシリーズ。ちょっと寂しい。

サム・ライミスパイダーマンとも、アメイジングスパイダーマンも違って「青春!アオハル!」って感じもあるので大人から子供まで見やすいし、いや本当にトム・ホランドがピーター・パーカー
で良かった!ハレルヤ!って感想しかない。ありがとう、オーディションでバク転(バク宙?)しまくってくれてありがとう。

明日はスパイダーマン/ノーウェイホーム楽しみます。取り急ぎ購入して鑑賞後見るのを楽しみにしているパンフレットも隅から隅まで熟読します。I Love Spider-Man!フゥ!
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