マナ

シン・エヴァンゲリオン劇場版のマナのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

とにかく寂しくて、ああもうケリがついてしまったのだな、と。EOEを学生時代に観て以来、何度も何度もあの話を反芻してきたが、シン・で「さよなら、全てのエヴァンゲリオン」してしまったから、もう本当にエヴァなしで社会で人間していかないと思うと辛い。本当にキチンと畳むべきものを畳んで、そしてなおかつエヴァらしく終わった。何のケチもつけようがない映画なのに素直にありがとうが言えない。

アスカについて。割とケンスケに憤ってる人もいるけど、頑張らないアスカもアスカだと受け入れてくれる人が身近にいるって今までのエヴァで(アスカから見て)一番幸せな状況じゃないでしょうか。別にその人がシンジ君である必然性は14年間のなかでなくなってしまった。アスカが無意識に求め続けていたものをケンスケが与えられるのならそれで何も問題はないはず。幸せならOKです。僕はアスカが好きでした。

シンジ君について。立ち直る過程を観たとはいえ勝手に大人になった印象。おい!

マリについて。いつまでもエヴァの話をするのはやめて他の人の顔を見て対話しましょう。
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