部長

恐怖!キノコ男の部長のレビュー・感想・評価

恐怖!キノコ男(2005年製作の映画)
3.0
B級未満の映画って、映像なり、演技なり、脚本なり、なにかしら諦めなければならないし、諦めた部分を鑑賞する者が補って初めて成立するものだと思っている。

極端な話、舞台劇で背景が山の絵だったら、山のシーンだなと思うように、B級未満映画は足りないことを前提に、「こう表現されているけど、こうことなんだろうな」、「役者は棒読みだけど、このキャラクターにとっては大切な台詞なんだろうな」とか読み取りながら鑑賞している。

その点、この映画は脚本と映像と演技と演出とその他諸々が足りていないけど、映画が好きという気持ちが伝わってきた。

脳内でミリオタ役をシュワに、科学者役をエドワード・ノートンに、チャンバラシーンはSWのEP6あたりに置換する等々で補正することにより十分に楽しめた。
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