アングラ系の実験映画を撮ることで知られるケネスアンガーの作品。
ホドロフスキーが悪魔にハマったらこんな映画を作りそう。まさに実験映画、というか悪魔崇拝の実験そのものを写したような作品です。あのごちゃごちゃした雰囲気や、良い意味で気持ちの悪い編集は好きな人が多いんじゃないかな。ミックジャガーが音楽をしてるんだけど、恐ろしい映像と完璧にマッチしていたと思います。スコルピオライジングみたいに、次々に色んな曲が流れるわけではないので、少しMV感がありました。
カルト映画、実験映画、アングラ系の作品が好きな人にはオススメです。というかニコラスウィンディングレフンって、ケネスアンガーやホドロフスキーが好きなんだよね。確かに通じるものがあるかも。