Antaress

マグニフィセント・セブンのAntaressのレビュー・感想・評価

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)
3.8
曲、荒野の七人に寄せてる部分あるよね。
そこちょっとワクワクした。あと尺八っぽい和テイストな曲は七人の侍へのリスペクトかな。

午後ローだとカット部分多いけど大塚明夫様の声が良過ぎて死ねる。

正直リアル西部劇よりマカロニ・ウェスタンの方が好みではあるがやっぱ風景は正式な西部劇が良い。
山並みとかちゃんとアメリカだよな、って思う。マカロニ・ウェスタンだとここシチリアじゃね?とか思っちゃう。

CM明け直前に元祖荒野の七人の曲流すのかなり反則w荒野の七人やってるじゃん、て間違えて観る人居ると思う。流石テレ東さん、そう言うとこ嫌いじゃないw

今ドキ映画は女性と黒人、先住民、東洋人もメインキャラに入れて来るのね。
某ディズニーwの行き過ぎポリコレと違ってこれくらいなら良い塩梅。

先住民の弓矢は七人の侍の志村喬のオマージュかな。本作の志村喬の位置はデンゼル・ワシントンだけども。ナイフの使い手、イ・ビョンホンはジェームス・コバーンが演じてた役ね。

この映画、七人の侍と荒野の七人を観てから鑑賞するとより楽しめると思う。

七人が街に着いて早々に戦闘が始まるのが良い。お決まりの銃撃決めた後の銃クルクルもカッコいい。

王道西部劇を少し今風にアレンジしているけど基本を外さず真面目に作ってくれたのが嬉しい。ジョン・スタージェスも草葉の陰で喜んでいることでしょう。

「私以外タマが無い連中ばかりだから」が好き。しっかり女の見せ場も作ってくれてる。

未来が舞台でで女七人のバージョンがあっても良いな。

毎度思う事ながら馬達が心配。
上手くCG使ってリアル馬には怪我無い様にしてるとは思うけど。

黒馬に片足乗りして銃ぶっ放すデンゼルおじさんカッコえー!ここ志村喬が弓矢射るシーンと同じで【リーダーこの人ですよ】ってアピる見せ場ね。

午後ローで観てもかなり面白かったから映画館で観たらモア・ベターね。←分かる人は同世代。
Antaress

Antaress