津軽系こけし

マグニフィセント・セブンの津軽系こけしのレビュー・感想・評価

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)
4.2
少年心を的確にくすぐってくる秀作。

「七人の侍」と「荒野の7人」のリブート版である本作。生憎、私はどちらも未視聴なのでどの辺がオマージュでどの辺が変化したのかは分からないし、そのあたりを語れないのはなんとも悔しい思いがあるが…

まず7人全員のキャラがツボ、どツボでした。
表情はあまり動かなくとも人情を雰囲気から感じさせるチザム、冗談めいているけど決めるときには決めるジョシュをはじめとしたキャラクター達には愛着を湧かずにはいられない。

他の方の感想を見ると、過去2作と比べるとキャラクター達の動機が薄いという内容が見受けられますが、本作だけ視聴した私の視点から言わせてもらうとそこまで薄くもないように感じました、というかむしろこれくらいが丁度いいと思ってしまう(多分、過去2作を観るとその意見も変わるんでしょうけど)。

完全に順番を間違えて視聴したわけですが思った以上に楽しめたし、過去2作を観るきっかけにもなったので観れてよかったです!!
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