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ハード・ウェイのHKのレビュー・感想・評価

ハード・ウェイ(1991年製作の映画)
3.5
『バック・トゥー・ザ・フューチャー PART3』公開翌年のマイケル・J・フォックス(当時30歳)絶頂期のアクション・コメディ。
超人気のハリウッド・スター(フォックス)が刑事モノのリアルな演技をマスターするため、ニューヨーク市警の実際の殺人課の刑事に密着・・・
昔TVで見た気がしていましたが、どうも初見のようです。
原題も同じ“The Hard Way”(苦難の道)

刑事役のジェームズ・ウッズは『サルバドル』の後しばらくパッとしなかった時期の作品。
ウッズの彼女役がアナベラ・シオラ。名前は憶えていたもののこんな顔でしたっけ。
その10才くらいの娘役の方が顔に見覚えがあって、よく見るとクリスチーナ・リッチで『アダムス・ファミリー』と同年の公開。

主人公の主演映画がどう見ても『インディ・ジョーンズ』シリーズのパクリだったり、主人公が当時『マッド・マックス』シリーズや『リーサル・ウェポン』シリーズでヒットを飛ばしているメル・ギブソンを意識しているという設定が笑えます。
監督は懐かしのジョン・バダム(『ウォー・ゲーム』『ブルー・サンダー』『張り込み』)。
‘91年の作品ですが、いかにも80年代のノリ。

実はフォックスはもうこの頃からパーキンソン病の兆候があったらしく、この7年後の公表まではそれを隠してTVや映画に出演していたようです。
今回フォックスが私と同い年だと判明。
無理せず、元気で仕事を続けてほしいものです。
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