これまでも「プラン75」「ファーザー」等、安楽死やアルツハイマーをテーマにした映画を見てきましたが、本作はその両要素のある映画。
安楽死出来る装置を開発し悩む家族の為に使用するかどうするかという話。
最近妻がアルツハイマーでおかしな行動をとるようになってきた、そんなところをさりげなくリアルに表現する。
ボケて他人に迷惑かけるくらいなら、病気で苦しみ続けるぐらいなら、そんな思いのお年寄りは現実社会でも結構いるんじゃないでしょうか。
超高齢化社会に一石を投じる、ほどの重さはなくところどころコミカルとさえ思えるシーンも。
それでも最後の選択はやはり切ない。